歌会始

この時期の和菓子の意匠には、歌会始の勅題にちなんだものがあります。歌会始とは、年の初めに宮中で行われる歌会の事で、前年の歌会で決められたお題にちなんだ和歌(短歌)が披露されます。

今年のお題は『静』です。かなり抽象的でお菓子にしづらいお題ですが、連想で思い浮かぶのが、静御前です。静御前とは平安時代末期の白拍子で、源義経の妾といわれています。『吾妻鏡』には以下のエピソードが書かれています。

兄の頼朝に追われる身となった源義経は、静御前を伴い京の都を離れ九州に向かうが船団が途…中で遭難してしまう。静御前は義経と別れ京へ戻る途中で捕えられ鎌倉へ送られた。頼朝は静に鶴岡八幡宮社前で白拍子を舞うよう命じるが、義経を慕う歌を唄ったため、頼朝の怒りを買う。しかし、頼朝の妻北条政子のとりなしにより命を助けられる。

写真は今年の勅題『静』にちなんだ棹菓子『静の舞』

 

静の舞
静の舞
Posted on 金曜日, 1月 10th, 2014 at 11:39 PM and is filed under blog, new, 季節の生菓子. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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