「全国豊かな海づくり大会」ぎふ長良川大会
6月12(土)、(日)の両日、岐阜市長良川において第30回 「全国豊かな海づくり大会」ぎふ長良川大会が開催されます。
「全国豊かな海づくり大会」は、魚や貝などの水産資源の維持培養とそれらの生物がすむ海や湖沼・河川の環境保全に対する意識を高めるために、天皇皇后両陛下ご臨席のもとに、昭和56年に第1回大会が大分県で開催されて以来、毎年各地で開催されています。
近年、産業発展によって国民の生活は向上しましたが、これに伴って水環境は悪化し、一方で、獲り過ぎとも相まって、水産資源は減少傾向にあり、資源や生態系の回復は国民的課題となりつつあります。
この大会を通して、漁業関係者などの幼稚魚放流を中心とする栽培漁業の推進や、河川、海岸域の清掃、植樹運動など、様々な取り組みが進められています。(第30回 「全国豊かな海づくり大会」ぎふ長良川大会ホームページより抜粋)
河川と海洋、そして森林は密接につながっており、どの環境が悪化してもその影響が全体に広がってゆきます。特に鮎やサケなどの回遊魚はその影響を受けやすくなっており、本当に鮎の遡上を回復したければ、小手先だけの対策ではなく、流域の環境を以前のように戻す再生への取り組みが不可欠だと思います。不必要で要らないものは取り除けばいいと思います。いくら鮎を放流しても河川環境が整っていないと回帰率の向上は望めないでしょう。今回の大会が長良川の環境を真剣に考える良い契機になればと思います。私も素人ながら独り言をつぶやいてみました。
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